教室ブログ

全く勉強しなかった中学生達が勉強するようになった、うそのような本当の話です。

先月の2月末からの学年末テストのための対策講座の時でした。三者三様ながら、別々に対策講座を申込にこられたお母さま方が「テスト前でも全く勉強しないのです。あと1年で高校入試だというのに」と嘆いておられました。

昔から「勉強さえすれば成績はあがるのに」とは永遠のテーマのようにさえ思われてきましたが、この「勉強さえすれば・・・」を実際に効果的具体的な策で成功した例はまず聞きません。

「勉強は本人のヤル気しだいですね」という言葉で学校や塾の先生も逃げの一手でしたよね。

ところが今回の当塾の対策講座ではこれが実現したのです。

通算2300分を超える対策講座の間、誰一人としてだらけた様子や無駄話など一切無くただ黙々と勉強に集中し、トイレにさえ一人当たり1~2回がせいぜいで、水分補給さえその時間がもったいないと途中から水筒も持ってこなくなりました。

家でもその様子が継続したらしく、「テスト前でも全く勉強しない」と言っておられたお母さま方からも真夜中まで連日集中して勉強するわが子の大変身した姿に、「本人の身体が心配になってきて・・」という声まで出てくる始末。

当然のことながら、ほぼ全員が得点の自己最高記録を更新。過去の成績レベルもあるとはいえ、中には50%アップという生徒も出ました。過去に低かった生徒ほどスタートラインに立つまでの事前基礎固めが大変なのですよ。

にもかかわらず、ほとんどの生徒が「あと○○点とれていたはず。そうすれば○○○点に乗っていたのに! つぎは絶対に○○○点をとる!」と宣言しています。

いったい何が起こったのか!

私たちには当然の結果と確信していた勉強方法が、いかに一般に浸透していなかったかを改めて思い知らされました。

彼らにとって次は1学期中間テストです。

もうほとんどの生徒が準備を始めました。

次が楽しみです。

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